2016年7月24日(日)
7月24日(日)埼玉県入間市の霞川河川敷(中神地内)において霞川夏休み水辺の生き物教室が開催されました。
この教室は、埼玉県の実施する川ガキ体験イベントの一つであり、日頃自然に接する機会の少ないこども達に、身近な霞川での生き物調査体験を通して、自然の大切さを学ぶとともに、霞川への関心を高め、今後の河川浄化や環境保全の向上につなげていくことを目的として霞川をきれいにする会の主催で毎年開催されており、公益財団法人日本釣振興会 埼玉県支部、NPO法人バーブレスフック普及協会、入間漁業協同組合が協力させていただいております。
当日は暑過ぎず教室をおこなうには丁度よい天気となりました。
親子22組、総勢50名以上が参加し、午前7時30分から午前10時までおこなわれました。
水辺の生き物教室の講師は特定非営利活動法人バーブレスフック普及協会 代表理事で公益財団法人日本釣振興会 埼玉県支部の吉田俊彦役員が指導にあたりました。教室は釣りの時間とガサガサの時間に分かれており、最初は45分間で釣りをして魚を捕獲しました。釣りでは参加した全員がオイカワ、カワムツを釣りました。そして、全員の釣れた魚を水槽に移して観察し、吉田氏の解説を聞いた後、今度はガサガサで同じ45分間魚の捕獲を試みました。ガサガサでは絶滅危惧種のギバチやジュズカケハゼをはじめドジョウ、シマドジョウ、メダカ、モツゴ、コイが捕れ、魚以外ではエビ類やヤゴなど多くの生き物が捕れました。ガサガサで捕れた生き物も水槽に入れて吉田氏に解説をしてもらいました。毎年捕れる魚の種類と数は毎年着実に増えており、絶滅危惧種のギバチも大きく成長したものを見ることができるようになりました。
教室の最後に参加した子どもたちに五感による河川環境調査用紙を配布し川の好感度チェックをおこなってもらい終了しました。