オイカワ産卵床造成の報告
公益財団法人日本釣振興会 埼玉県支部(岡田信義支部長)では7月10日(火)につり環境ビジョンコンセプトに基づく「LOVE BLUE事業」の一環として、入間漁業協同組合様のご協力、ご指導の下、埼玉県入間市を流れる霞川の中神地区でオイカワの産卵床を作りました。地元のNPO法人バーブレスフック普及協会様から砂利60kgなどの資材の提供と備品の協力をいただきました。
午後1時に霞川の中神地区の河川敷に集合しました。当支部からは岡田支部長、地元の荒井一郎役員、吉田俊彦役員はじめ8名、入間漁協からは古島照夫組合長はじめ7名が参加しました。当日は気温30度を優に超える猛暑日で水面の照り返しもあり暑さが身に堪えました。人工産卵床は水深20cm以下で流速が30cm以下の場所に2ヶ所に設置しました。1ヶ所は畳一畳の面積を木枠で囲い川底を耕うんし、大きな石を取り除いてからオイカワが産卵するのに好む大きさ1~2cmあまりの小石を厚さ5cm程度敷き詰めて作りました。もう1ヶ所は半自然の産卵床で4m×6mほどの縦長の浅瀬を耕うんして大きな石を止め石として下流に設置しました。
皆の協力により予定していた時間より早く1時間ほどで産卵床造成の作業を無事終えることができました。
これからこの川の在来種であるオイカワが増えていくのを見守っていきたいと思います。