初めてのさかな釣り
へら鮒体験釣り教室
(第4回)上尾園

2006年10月15日(日)


本年第4回目の教室が10月15日に上尾市の「上尾園」で開催されました。
49名の参加者に付き添いの方が加わり60名程になりました。3歳の子供から74歳の方まで、幅広い年齢層の方が参加してくれました。また、千葉県、東京都からの参加者もいらっしゃいました。
指導員は日釣振の会員と今回募集したボランティアスタッフ、合計25名で指導させて頂きました。

台風18号は小笠原諸島付近にあったものの、関東地方への影響もなく秋晴れの一日となりました。朝方はかなり冷え込んで、魚はやや活性が下がってしまったようでした。

今回も朝8時に開会式、主催者の日本釣振興会埼玉県支部から開会の挨拶がされました。その後、協賛の紹介、スケジュールが説明され、年代別に6つのグループに分かれて釣り場に移動。今回は小学生以下が参加者の半数で、3グループが子供達の教室となりました。それぞれのグループに3〜4名の講師がついて約2時間にわたり、へら鮒の生態、釣り場、仕掛けの作り方、餌の練り方・付け方、振り込み、取り込みと講義が行われました。仕掛け作りでは、チチワ作り、浮き止めゴムを道糸に通し、ジョイント(ヨリモドシ)を付け、ハリスをチチワで接続、板おもりをきれいに巻き付ける等々苦戦しながら行いました。小さな穴に糸を通し、細い糸を結ぶのは初心者にとっては大変です。

10時過ぎから各自釣り場に分かれて釣りを開始しました。朝方の冷え込みもありなかなかアタリが出ず、振り込みもあっちこっちに定まらないせいもあって魚が上手く寄せ切れないのもアタリが遠い原因のようでした。しっかり振り込みのできた人からサワリが出始めて、ポツポツと釣れ始まりました。
11時過ぎには先釣り大会として釣れた人から先着で帽子と石鹸の賞品をもらい、釣れた歓声と賞品を逃した落胆の声があがっていました。
12時の終了時間が近づき、後かたづけの講義をして教室は終了しました。

上尾園の食堂前に移動して閉会式となりました。日本釣振興会埼玉県支部から閉会の挨拶の後、全員の記念撮影をして解散となりました。
教室終了後も上尾園様のご好意で15時まで場所を提供して頂き、8割方の参加者は昼食後も釣りを楽しんでいました。

主催:日本釣振興会埼玉県支部
協賛:上尾園、シマノ、週刊釣りニュース、東洋ナイロン工業、マルキュー
(五十音順敬称略)


本年度は4会場で延べ168名の方が、へら鮒釣りを体験して釣り人の仲間入りをしました。
これで「初めてのさかな釣りへら鮒体験釣り教室」の予定は全て終了しました。次年度以降もより良い企画で実施していく予定です。