親子へら釣り教室(第2回)
2005年11月13日(日)


前日の朝冷たい雨が降り、その後は北風が吹いて、いっぺんに冬の 気候になってしまった。釣り教室当日は風も止み良い天候になったが、水の中の魚たちも昨日の寒さにびっくりという状況で、喰い渋りが心配された。
第2回親子教室の受講生は親子、夫婦あわせて59名の参加で開催。講師には日本釣振興会埼玉県支部の会員24名があたった。
会場となった上尾園は三角形の形をしていて、1辺に約20名ずつ釣り座について3グループに分かれた。大人の教室10名が3クラス、子供の教室10名が3クラスというように講師6人がが受け持った。講師の他、受講生の回りにスタッフ数名が援助しながら講義が行われた。
開講にあたり、日本釣振興会埼玉県支部理事の平井氏のがグループごとに開講挨拶をして回り、順次教室がスタートした。
へら鮒の生態、釣り場、仕掛けの作り方、餌の練り方・付け方、振り込み、取り込みと約1時間にわたって講義が行われた。第1回同様に大人の講義は糸の結び方等釣り特有の技術を体験しながら身につけられるように実施した。子供の講義は餌を自分で練って、針付けする事を体験する時間を多く取って、へら鮒釣りの難しいところを集中的に体得してもらった。
10時から釣り場に家族ごとに分かれて竿を出した。水温低下のため、池中央で釣っている常連の方々も魚を釣り上げている姿が幾分少ないようだった。
上尾園のオーナー野本氏にお聞きしたところ、水温が下がって安定すると魚も慣れてきて釣れやすくなるとのことで、まだまだ寒くなっても魚は釣れるとのこと。また、魚の放流も今後予定していて、新しい魚が池に入ると一層釣れるようになるので、防寒対策をして冬の釣りも楽しいと話されていました。
釣り教室の受講生には1家族に1名の割合で日本釣振興会埼玉県支部の会員が指導に当たり、エサの付け方、振り込み、浮きのアタリの取り方等を熱心に指導させていただき、小学校入学前の子供達も魚を釣り上げることができた。12時までの実釣を講師が付ききりで指導して、参加者全員が魚を釣りあげた。参加者の中にはお父さんよりも多く魚を釣り上げる子供もいて親子で競い合う場面もあった。
12時終了時に全員の記念撮影をして解散となったが、午後も上尾園さんのご好意で15時まで場所を提供して頂き、熱心な参加者は時間いっぱい釣り を楽しんで、親子のふれあいと魚釣りの楽しさを体験できた。

親子釣り教室に協賛頂いたところ(敬称略)
上尾園、オーナー、シマノ、東洋ナイロン、マルキュー

最初は大人と子供に別れて講師による説明
釣りマナー、仕掛けの作り方を教えてもらう。糸の結び方はロープを使って受講生もチャレンジするが、なかなか難しい。
自分で作ったエサを針に付けて、水槽でばらけていく様子を観察。
いよいよ家族並んで釣り座について、実際に魚を釣ってみる。
あちこちで魚を釣り上げる参加者。
お母さんも釣れました。 こちらは2人一緒に釣れました。
魚を釣り上げて勝利のVサイン「イェー!」
閉会のご挨拶をさせていただき受講生・講師全員の記念撮影で終了となった。

定員いっぱいの参加者となった第2回親子釣り教室